2012年8月20日月曜日

[紹介] 島本和彦『逆境ナイン』(2巻)

島本和彦『逆境ナイン』(2巻)
相手校からの嘘情報により大差をつけられる逆境。それを跳ね返す、二日酔いの監督サカキバラゴウの一言!一目惚れで目がくらんだ不屈は試合当日遊園地デートに行き、ナインにその姿を見られてしまう…これ、逆境?w(crossreview

 全国高校野球地区予選の1回戦。相手は駄麻下商業高校。全力学園野球部マネージャー・月田さんはしっかりウソ情報を掴まされて15点の大差をつけられてしまい、逆境に陥る全力ナイン。
 が、そこに二日酔いで現れた監督サカキバラ・ゴウの一言がこの逆境を撥ね除ける!

 一学期の中間試験、赤点を取ったら2回戦出場が不可能となってしまう。
 この逆境に立ち向かう不屈。サカキバラに「各教科の内容を、このカード一枚にまとめてみろ」と無茶を言われるが…

 赤点を回避した不屈たち。
 しかし、十人しか部員のいない全力学園野球部から六人の補欠者が…逆境だ…

 魔球・全力スペクトルにより、最強の人材をスカウトするのに成功した不屈。
 しかし、そんな不屈の心に忍び込むものが…
 そして不屈は、あろうことか予選2回戦の当日、美少女と遊園地にデートに行ってしまい、その姿を全力ナインに見られてしまう! …まさに逆境っ!!


 無理筋、という言葉がありますが、まさにその無理筋な無茶な理屈を熱いテンションでもって説得する「熱血ギャグ」。いや、熱いけどバカバカしくて笑えるのではなく、笑うんだけど心が燃える…そんな感じです。