《あらすじ》 第44話 仲間のために!光牙に秘められし力!闇の小宇宙を解放した光牙。
アモールの策略によって、光牙はついに闇の小宇宙を発動させてしまう。闇の小宇宙を放つ光牙は襲い掛かるマルス四天王を圧倒する。しかし、セブンセンシズに目覚めたことでかろうじて意識を保っていた光牙だったが、奥底からあふれてくる闇の小宇宙をついに制御できなくなってしまう。そんな光牙を助けようと蒼摩たちは立ち上がり、光牙を先へと進ませた。だが、その光牙をアモールの仕掛けた闇が襲う!
(公式サイトより)
水の壁を破りーの…
マルス四天王一匹を一撃で倒しーの…
しかも、セブンセンシズに目覚めているから闇の小宇宙もコントロール可能と、まさにやりたい放題。やりたい放題なのであります!
(きれいな闇光牙)
が、ひとたびアモールが闇の小宇宙に火をつけると…
闇の小宇宙は簡単に暴走しちゃいます。
前々から不思議で仕方なかったのですが、何で闇の小宇宙だけは暴走するのでしょうか? しかも性格まで浸食されるというオマケ付き。「闇の小宇宙だけは特別だ」と言われてしまえばそれまでですが、水の小宇宙が暴走して性格まで水っぽくなるとか、土の小宇宙で性格が土っぽくなるとか、他の属性に置き換えて考えるとヘンテコな話なんですよね…。
もっと言えば、マルスだって元は人間だったわけで、変態老人イオニアの「アテナに近づくことさえ許されない汚らわしい闇属性」という台詞から考えても、マルスが人間だった頃の小宇宙の属性は闇以外だったはずです。だとすると、後から手に入れたマルスの闇の小宇宙は、光牙でいうところの光の小宇宙と同じなわけで、”本来の小宇宙”をたきつけてやれば、マルスの闇の小宇宙は吹き飛ばせるのでは? と思うのは素人考えなのでしょうか。例えばルードヴィグ(人間時代のマルス)の属性が光だとして、アテナが「あなたの本当の小宇宙は光!」ってマルスの中にある光の小宇宙を暴走させたら、マルスは「きれいなジャイアン」みたく元に戻ってもおかしくないわけです。
(光牙の闇の小宇宙暴走にご満悦なメディア)
(光牙の闇のコスモの暴走を止めようとするユナを羽交い締めにしてセクハラしーの…)
(そこからお尻触りーので、どーん!なのであります)
光牙がいよいよヤバくなってきた所で、ユナはプリキュアっぽく光り、光牙の闇を封じ込めることに成功します。
でも、アモールの言うとおり、封じ込めはマルス四天王を倒してからでも良かったかも。
苦しんでいる間があったんなら、その間に溢れ出る闇の小宇宙をマルス四天王やアモールに叩きつけてやれば良かったのに…と思うのは素人考えでしょうか。
光牙の闇チート抜きで残りの四天王に対峙することとなった光牙たち。ここで蒼摩・栄人・龍峰の脇役に格下げ寸前だったThe3名様が立ち上がります。
「マルスを倒せるのは光牙の光の小宇宙しかない!」
と光牙だけ先に行かせ、マルス四天王の残り三匹に戦いを挑む三人。
彼らも主要キャラの地位を守るため必死です。
そして、アモールを止めるのはユナ。
(「追いかけるのは好きですが、しつこくされるのは嫌いなんです」と、ストーカーのカミングアウトみたいなことを言い出すアモール)
The3名様はマルス四天王を撃破します。
(ここでポイントを稼ぎ、最後まで主要キャラの地位を保てた蒼摩たち)
ユナとアモールが戦うかという刹那、見覚えのある紫の小宇宙が飛んできます。
一体今まで何チンタラしてたんでしょうか。到着が遅すぎます。
だから目の前にいるのが自分の叔父であることも知らないという、恐ろしい情報格差の負け組になってるわけです。
相変わらずデカい態度で戦いに臨みますが…
全然大したことありません。
その上、磔にされる始末。
光牙を信じるユナの大演説を、アモールは「根性論で世界が救えるのですか?」と一蹴。ここでも口げんかでアモールが圧倒的な実力差を見せつけるわけですが、なぜかこの一言にエデンが反応。束縛を破ります。
が、戦いに加わろうとしたそのとき、「エデン、あなたは先に行って」とユナに邪魔っ子扱いされてしまいます。
(「えっ…? 俺って要らん子?」)
(遂にユナと戦う気になったアモール)
そして光牙は遂にマルスのもとに辿り着きました。