《あらすじ》 第49話 闇の支配者!アプスの恐怖!闇の神・アプスが目覚め、体を乗っ取られてしまった光牙。
メディアの策略により闇の神アプスに憑依されてしまった光牙。アプスの支配に落ちた光牙は自分の意思とは裏腹に沙織の命を奪おうとする。その前に立ちふさがったエデンだったが、圧倒的な闇の小宇宙の前に苦戦し、その身体に魔傷を受けてしまう。蒼摩たちもアプスを止めようとするが、その容赦ない攻撃の前に次々と倒れていく。その歩みを沙織に向けるアプス。若き聖闘士達に逆転の手立てはあるのか!?
(公式サイトより)
アテナの命を奪おうとするアプスを、光牙もろとも止める(場合によっちゃあ殺すのもやむなし)エデン。
前半はエデンVSアプスの熱いバトルでした。
(魔傷を受けながらも小宇宙を燃やし、全力で戦うエデン。シビれます!)
エデンが吹き飛んでしまった…
と思いきや、ママンがエデンを救出していました。
メディア曰く、アリアの杖は地球から小宇宙を火星に転送する他に、アプスを制御する能力もあるのだとか。
「じゃあその杖を渡せ」と聞く耳持たないエデンに母ちゃんは諭します。メディアの狙いと今後の予定は以下の通り。
1.アプス復活→アテナを殺させる
2.アプスの闇の力で新世界を創造・統治
3.アリアの杖でアプスを制御し、エデンが新世界の王に!
1番目から「じゃあアテナを世界樹の人柱にするって話はどうなるの?」と、もうやってることがムチャクチャですが、とにかくここにきてアリアの杖が切り札化したわけです。
よくよく考えると、このアリアの杖ってのもよくわかりませんでした。
元々、5つの遺跡があって、それが地球の小宇宙を吸い上げていました。それをやめさせるために遺跡を破壊し、遺跡のコアと言われた宝石を青銅聖闘士達は各々所持したわけです。
マルスとの戦いの折、その遺跡のコアがアリアの杖になりました。が、それから程なく、アリアはマルスの手にかかって還らぬ人に…。このとき、アリアの杖を奪われました。
そしてマルスは、アリアの杖を使って十二宮を作り、地球の小宇宙を一気に吸い上げて火星に送ったわけですが…冷静に考えれば、遺跡のコアが手に入った段階で全部潰しておけば今日の事態には至らなかったのではないかと思うわけです。
「しかしそうすると、火星にいるアテナ(と○○)を助けに行けない」という疑問が出てきそうですが、それは7時からの彼らにお任せしましょう。
「兄たるもの、常に弟の先を行くのだ」という彼らの最終目標地点は、月ではなく火星だったはずですから…。
その頃、青銅聖闘士の男たちは完全に咬ませ犬状態に…
母子対決は、本気の息子・エデンに軍配が上がります。
皮肉にも、エデンの攻撃からメディアを守ったのは、アリアの杖の力でした。
「なぜあなたを闇に育てなかったのか…」と後悔しきりの母ちゃん。ホンマにそうやで!(笑) 今頃気づいたんか!!!!
母ちゃんからアリアの杖を奪い、アルテマウエポンだ!とばかりにアプスにかざしますが…
光牙から追い出たアプスが逆に襲いかかり、完全にやぶ蛇状態に。
そしてエデンが闇の力に飲みこまれそうになったとき、メディアが身を挺して我が子を守りました。
結局、ナニがしたかったんでしょうか、このおばさんは…
アリアの杖もアプスにぶっ壊され、四散してしまいました。
(岩の裂け目に落ちる杖の残骸)
これ以上無いくらい悪っるい顔している光牙(アプス)。
あらゆる手がなくなり、完全に絶望的な状況です。どうなる!?