《あらすじ》 第48話 友よ集え!光牙のみなぎる小宇宙!火星へ行けず困っている青銅聖闘士4人。
アモールにギャラクシーメイルの力を埋め込まれる光牙。しかし、光牙は闇に堕ちる事なく、むしろその力により、戦闘力はアモールを凌駕する。自分がメディアに騙されていたことに気づいたアモールは、すべてを抹殺するべく光牙に戦いを挑む。一方、地球では、火星に向かおうとするユナたちを助けるべく、貴鬼たち黄金聖闘士が力を合わせていた。そして、激しさを増す戦いの最中、火星で囚われていたアテナこと沙織の姿をついに光牙は目撃する!
(公式サイトより)
そんな彼らに、十二宮を駆け上がる牡羊座の貴鬼がテレパシーで声をかけます。
「どうやら困っているようだな」
あまりにも見事な推理に、朝から言葉を失いました。
「我々、黄金聖闘士が責任を持って火星に送り届けてみせる」と言ってましたが、何故聖闘士はより力の強い黄金聖闘士ではなく、最下層の青銅聖闘士(しかも年端もいかぬ少年達)を一番強い敵の元に送り込むのでしょうか。どう考えてもこいつら黄金聖闘士達が火星に行くべきでしょうに。
そもそも、この期に及んで責任を云々するなら、もっと前にマルスを止めるとか、取り返しが付かなくなる前に十二宮をぶっ壊しておくとか、ナンボでも手は打てたはずです。光牙たちと一緒に十二宮を上がってやってれば…とか色々思うところはありますが、ここは私も小宇宙を燃やして納得しておきます!
ただ、聞き捨てならなかったのが、貴鬼とハービンジャーが天秤宮にワープしてきたときのハービンジャーの台詞です。
(ヌンチャクでワープさせた人)
ハービンジャー「お前がフドウか?」黄金聖闘士達はお互いのことを知らないままに十二宮を守護していたようです。
フドウ「ええ」
呪い屋のオバハンに勝手に黄金聖衣を使われてるし、マルス軍の人事管理はザルどころか無いに等しい状態です。
一方、光牙の胸にはアモールに注入された闇がしゅんでいきます。
が、光牙はそのまま。
(思いっきり光の小宇宙使ってます)
初めて顔合わせした黄金聖闘士4人は、小宇宙を燃やして「若き聖闘士達」を火星に移送することに。
(この放送後に、7時から日本テレビ系列で「宇宙兄弟」が放送されているのですが、これに続けて彼らの宇宙飛行士としての苦労する姿を見ると、色々と複雑なものを感じてしまいます)
火星へと4人を送り届けた後、黄金聖闘士達は十二宮に縛り付けられます。
何でも、火星への小宇宙の移転が激しく、十二宮の光の柱が暴走気味で、このままだと地球が爆発してしまう、とのこと。テクノロジーはよくわかりませんが、とにかく大変な事態ではあります。
でも、ほんならなぜこうなる前に十二宮を潰さなかったんだ? という問いは依然として残るわけです。天秤座の玄武はずっと十二宮の崩壊を食い止めていましたが、あれ、意味あったのか?と…。
自らダメージを負いつつ闇の小宇宙を受け取り、光牙に注入したものの、全然闇の神が目覚めないことにいらだちを覚えるアモール。
そんなアモールに、「新世界のステイクホルダーは少ない方がいい」と実の弟も道具として利用していたことをバラしちゃう呪い屋・メディア。
「姉上っ!」とぶち切れるアモールからはじめて余裕が消えました。
(見よ! 一ヶ月以上にわたってユナをオモチャにしてきた、余裕綽々だったアモールのこの表情!)
「皆殺しだ!」と叫んで光牙に襲いかかってましたが、先に姉を止めた方が良いと思います。
沙織さん(アテナ)を発見し、光牙はヤバイ敵・アモールをほったらかしにして駆け寄ります。
が、ここで光牙が目にしたのは、沙織さん(アテナ)がアリアと同じように串刺しにされる姿でした。
実際には起こってないことなのですが、これ、何だったんでしょうね?
ちなみにこのとき、沙織さん(アテナ)はノエビアのCMのようでした(回転は逆でしたが)。
このノエビア風アテナを見た光牙は、一気に絶望して闇に巻かれます。
コレで何度目だ…と思っていたら今度こそ本気モードらしく、かなりパンクな仕上がりになりました。
闇の神・アプスになったそうです。
あれだけ余裕カマしていたアモールを瞬殺!
色々「えーっ!?」って思うところですが、体よく片付けられたアモールよりも、闇の神・アプスに乗っ取られた光牙が『幽遊白書』魔界編の幽助っぽく見える方が気になります。
当然ここまで人相が悪くなるくらい闇モードに突入するわけですが、お約束通り、仲間も容赦なくボコっていきます。
と、ここでエデンが止めに入って来週へ。
「ペガサスの遺志は俺が継ぐ」的な煽りがもの凄く引っかかったんですが、次回に期待しましょう。