おとぼけサイコセラピスト探偵・波田煌子が、今度は迷宮入り事件を担当する特捜班のプロファイラーに。前作に比べるとプロファイルと精神分析・心理学の知見のリンクが若干浅いかな。前作から続けて読むのがオススメ。(
crossreview)
おとぼけサイコセラピスト探偵・波田煌子が、メンタル・クリニックの院長から迷宮入り事件を担当する特捜班のプロファイラーに転身。迷宮入りとなった猟奇殺人事件を捜査する特捜班(窓際?)に登用された煌子は、相変わらずのおとぼけ言動と怪しい心理学知識、何より突飛な発言の数々。だけど、突飛なはずの煌子の発言は事件の真相に。
前作と同じく、短編集なのでさくっと読みやすい。
が、前作に比べるとプロファイルと精神分析・心理学の知見のリンクが若干浅いか。
と、扱ってる事件が事件だけに、前作よりも読後の爽やかさは減っている印象。
前作から続けて読むのがオススメ。