「ギザ10(ギザギザ10円)って、表の平等院鳳凰堂の門が開いてるって聞いたんやけど、ホンマかな?」
気になったので、家中のギザ10(16枚ありました!)を見てみました。
どれも似たり寄ったりで、下の写真のような感じでした。(手持ちの中で一番古かった昭和26年製のギザ10)
(比較のために平成23年製をアップしてみました)
中央の門の所に縦線が残っているようにも見えるので、やっぱり摩耗しただけじゃないのかな?
こういうときには”中間項”を見てみるべきでしょう。
ということで、家中の非ギザ10を探したところ、昭和39年製の10円玉が見つかりました。(昭和39年製)
良い具合に門のところが「開きかけて」ます(笑)。
昭和26年製のギザ10でも削れてなかった「十円」の「円」の字の足の部分が削れてたりしてますので、やっぱり門の所の細かい横線(扉の模様)も、経年劣化でチビたものだと思います。
ということで、僕の結論。
「10円玉は、ギザ10、非ギザ10にかかわらず、時の経過によって自然と”開門”します!」
《オマケ》
こちらのサイトによりますと、造幣局ではギザ10からデザインは一切変更してないとのことです。