玄象を主人公にしたショートストーリーがたまらない!とんまに「びおん びおん」と鳴絃をする滝口の武士がツボに入った。「露と答えて」は謎解きあり、ギャグあり、バトルありのてんこ盛り。在原業平の解説がイイ!(crossreview)
2013年10月30日水曜日
2013年10月28日月曜日
[紹介] ジョージ・オーウェル『動物農場』
動物たちが人間を追い出して作った動物農場。が、指導者の豚が次第に特権階級として贅沢をするように…ロシア革命と共産主義を痛烈に諷刺した寓話。愚民による民主主義こそが独裁制の温床だということを教えてくれる。(crossreview)
2013年10月23日水曜日
[紹介] 夢枕獏・岡野玲子『陰陽師』(4巻)
本巻で圧巻なのは「白比丘尼」。原作では、人魚の肉を食い、永遠の命を得た女の体に溜まる禍蛇を三十年に一度祓うだけだった。が、本作では、永遠に生き続けなければならないことに耐えられない悲劇に昇華されている。(crossreview)
2013年10月21日月曜日
[紹介] 橘玲『不愉快なことには理由がある』
「週刊プレイボーイ」連載記事の集成。科学(特に進化論や進化心理学など)を引いて政治・経済・社会の問題を読み解くのだが、これが滅法面白い!タイトル通り結論としてはあまり愉快な話がないのだが考えさせられる。(crossreview)
2013年10月16日水曜日
[紹介] 夢枕獏・岡野玲子『陰陽師』(3巻)
鵜匠・賀茂忠輔の娘・綾子の元に通い、綾子を裸にして口で鵜を取らせる鹿賀丈史似の黒川主。その正体は!?晴明が最後までスーパーマンなのにシビれる!なお、本作のせいで那智の滝見た時に爆笑してしまった…orz(crossreview)
2013年10月14日月曜日
[紹介] パオロ・マッツァリーノ『怒る!日本文化論』
公共マナーの悪い人を白眼視しつつ我慢する。しかし、そんなことで状況は改善しません。交渉という名の注意を実践している著者による注意の仕方とノウハウが面白い。もっともらしい通念をひっくり返す面白さも健在。(crossreview)
2013年10月9日水曜日
[紹介] 夢枕獏・岡野玲子『陰陽師』(2巻)
「平安幻想怪奇謎解き絵巻」の第二弾。盗賊が晴明の屋敷に迷い込む所から物語が始まる。大路を進む牛車に、同じ頃、身に覚えの無い恋文を受け取る博雅。祐姫に菅原道真も登場。最後に晴明たちが辿り着いた真実とは?(crossreview)
2013年10月7日月曜日
[紹介] 辻村みよ子『代理母問題を考える』
代理母問題の現状が非常に要領よくまとまっており、基本資料としての出来は秀逸。著者が憲法学者なので、歴史を踏まえた権利論が丁寧である。ただし根源的・思想的な議論についてはほぼ触れられておらず、それが残念。(crossreview)
2013年10月2日水曜日
[紹介] 夢枕獏・岡野玲子『陰陽師』(1巻)
怨霊や魑魅魍魎が跋扈する平安京を舞台に、安倍晴明と源博雅が活躍する漫画…というより幻想絵巻。冒頭の百鬼夜行からシビれる。琵琶・玄象の話は「呪」の概念がよく理解できる。「梔子の女」はミステリとして秀逸!(crossreview)
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