ITによって我々は何を失い、何を蝕まれているか。物事を深く考え(られ)なくなった、情報中毒に陥っているなどITの弊害が指摘されている。そしてそれを取り戻すにはアナログな手段で身体性に働きかけるしかない。(crossreview)
2012年12月28日金曜日
2012年12月26日水曜日
[紹介] 中島らも『ネリモノ広告大全(ごぼてん編)』
「広告であることを放棄した広告」という反則技で一躍有名になったカネテツ・デリカフーズと著者。てっちゃんと父ちゃんのシュールな笑いに、何故かチャーリー(空海)が登場。「腐っても鯛」の三コママンガが大好き(crossreview)
2012年12月24日月曜日
[紹介] 乾くるみ『セカンド・ラブ』
会社の先輩に誘われたスキー旅行で正明は春香と出会った。その後、正明の目の前に春香そっくりの女・美奈子が現れる。清楚な春香と大胆な美奈子の間で揺れ動く心。『イニシエーション・ラブ』のドンデン返しが再び!(crossreview)
2012年12月23日日曜日
ちょっと、エデン君が何言ってんのかわかんないです (聖闘士星矢Ω 第38話)
フドウの3形態とか、「時間拳!」(笑)とか、色々コメントすべきポイント目白押しですが、エデン坊ちゃんの意味不明発言が酷すぎます。
《あらすじ》 第38話 勇敢なる反逆!エデン、決意の闘志!
力を合わせてフドウと戦う光牙たちだったが力及ばず倒れてしまう。そんな時、エデンが処女宮に現れる。身構える光牙たちだったが、意外にもエデンの目的は十二宮を突破し、父マルスの野望を止めることにあった。こうして戦いが始まったが、光牙たち5人でも敵わなかったフドウを相手に、エデンは一歩も引かない実力を見せる。光牙たちも戦いに加わろうとするが、エデンの一撃が彼等に向けて放たれる!
(公式サイトより)
2012年12月21日金曜日
[紹介] 永江朗『書いて稼ぐ技術』
著者の体験を通じてフリーライターという仕事の実態や雰囲気がわかる本。ライター以前のことまで丁寧に指摘しているが、それができていない人が大半なのだろうと思う。書評は貶すべきでないか?の議論が興味深かった。(crossreview)
2012年12月19日水曜日
[紹介] 岡田斗司夫『いつまでもデブだと思うなよ』
食べたものは必ず紙に書き出す→慣れたらカロリー制限もはじめる、というレコダイメソッド。これのお陰で15kg痩せはしたが、筋肉など落としやすいものから落とすダイエットなのに注意。著者のリバウンドが残念!(crossreview)
2012年12月17日月曜日
[紹介] 高橋秀実『からくり民主主義』
僕が筆者を知った作品。米軍基地や原発施設など問題となっている所に赴き、取材する内に双方それぞれの立場があるよなぁ…と納得。途方に暮れるというルポ。とほほ感はあるけど筆者の視点は残酷なくらいクールですw(crossreview)
2012年12月16日日曜日
乙女座はしっかり仏教路線を継承! (聖闘士星矢Ω 第37話)
目を開いてからのフドウの顔芸が怖すぎる…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
《あらすじ》 第37話 揺るぎなき守護者!乙女座の黄金聖闘士!
獅子宮を突破した蒼摩と栄斗は第六の宮、処女宮に向かう。だが、強大な小宇宙を感じて歩みを止める。その小宇宙の持ち主こそ、処女宮を守護する乙女座バルゴの黄金聖闘士フドウだった。黄金聖闘士でも1,2を誇る実力者であるフドウは、黄金聖衣をまとうことなく蒼摩と栄斗を圧倒する。しかし、蒼摩と栄斗は臆することなく、何度倒れても立ち上がった。それは仲間を信じているからだ。そして、ついに光牙たちが処女宮に駆けつけた!
(公式サイトより)
2012年12月14日金曜日
[紹介] 河合香織『セックスボランティア』
「障害者と性」を扱ったルポ。取材とインタビューから障害者と性の実情を知る内に、人間の尊厳という根本まで考えさせられる。が、著者の性に関する知識・理解が表層的なのもあってか、著者自身の考察が浅いのが残念。(crossreview)
2012年12月12日水曜日
[紹介] 橋上寿子『恋寄席通い』
女性向けの落語入門。脂の乗りきった落語家9人へのインタビューがメイン。落語への熱い思いは一緒だが、落語に対する考え方は九人九様。落語の懐の深さを感じさせられた。あとがきは…正直読まなきゃ良かったorz(crossreview)
2012年12月10日月曜日
[紹介] 田嶋幸三『「言語技術」が日本のサッカーを変える』
U-20女子ワールドカップで大活躍した田中陽子選手をはじめとするJFAアカデミー福島一期生の選手。彼女ら・彼らが受けていた指導は、自己決定力をつけるための言語力・論理力のトレーニングだった。今が旬の本。(crossreview)
2012年12月9日日曜日
義という名の開き直り! 今更生き方変えられるか!! (聖闘士星矢Ω 第36話)
ミケーネって、結局自分の理屈に酔ってるだけの「理屈オナニスト」じゃね?
《あらすじ》 第36話 気高きプライド!ミケーネ、王者の拳!
獅子宮へと入った蒼摩と栄斗の前に立ちふさがったのは、因縁ある黄金聖闘士、獅子座、レオのミケーネだった。果敢に戦いを挑んだ蒼摩と栄斗だったが、ミケーネとの実力差は歴然、その必殺技の前に危機におちいる。だが何度、倒れても立ち上がるふたりを見ているうちに、ミケーネの心の迷いが大きくなっていく。マルスへの忠誠、エデンへの想い、そしてメディアへの不信。仲間を信じて戦う蒼摩と栄斗に対して、ミケーネは己のプライドをかけて戦う!
(公式サイトより)
2012年12月7日金曜日
[紹介] 高橋秀実『はい、泳げません』
泳げない筆者が自身の水泳教室通いを通して「泳ぐ」をテーマに書いたルポ。面白いのは、泳ぎについてある発見をした時に一々プールの真ん中で立っちゃうこと。地に足つけて実感を噛みしめ、より深く理解したいのねw(crossreview)
2012年12月5日水曜日
[紹介] 橋本治『これで古典がよくわかる』
古典よりも日本語(特に表記)の歴史について、橋本節でねちっこく丹念に書かれた本。これですぐ古典の授業がわかるようにはならないだろうけど、古典を学ぶ上で必要な、それ以上の文化的教養が身につく。オススメ!(crossreview)
2012年12月3日月曜日
[紹介] 佐々木正悟『いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法』
「すぐやる」には意思の力に頼るのではなく、段取りをしたり、仕事に取り組みやすい環境を整え、仕事に取り組むことを習慣づけて行くことが大切。できる人には当然の話なんだろうけど、できない人は技化するしかない。(crossreview)
2012年12月2日日曜日
カテキョのミケーネ、まさかのプリンス再調教失敗! (聖闘士星矢Ω 第35話)
「まさか、プリンスエデンがここまで斜め上に惰弱だとは思いもしませんでした」(ミケーネ、敗戦の弁)
《あらすじ》 第35話 獅子の拳!エデン、傷心の闘い!
光牙たちが巨蟹宮を突破したころ、エデンはいまだアリアを失った悲しみから抜け出せずにいた。そのエデンの前にメディアが現れる。光牙が放った闇の小宇宙に興味を持ったメディアは、その力を手に入れるか超えるようエデンに言う。だが、エデンはそんなことに興味を示さず、幼い日の自分とアリアのことを思い出していた。そんなエデンを立ち直らせようと、容赦なく拳を振るうソニア。そして、エデンを心配したミケーネも姿を現した!
(公式サイトより)
2012年11月30日金曜日
[紹介] 井沢元彦『なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか――新・言霊論』
著者の評論デビュー作『言霊』の2012年版&ダイジェスト版。日本人の価値観に強力に根付く言霊思想。これを認識・自覚しないと、危機に対して無視という態度を取りがちな我々日本人の思考バイアスは修正できない。(crossreview)
2012年11月28日水曜日
[紹介] 加藤秀治郎『日本の選挙』
衆議院選挙前に読んでおきたい一冊。民主主義や政治についてちゃんと考えるなら、本書で選挙制度の根幹を押さえるべき。日本の選挙制度が、目的も性質も全く異なる制度をデタラメに組み合わせた酷いものだとわかる!
本書は選挙制度を扱った本です。政治のトピックとしては地味な印象をお感じになる方が多いのではないでしょうか。私自身そうでしたし、著者自身もドイツで選挙制度を本格的に研究するまではあまり興味が持てなかったそうです。
が、本書を読んでいただければその印象は変わります。政治について、そして民主主義についてちゃんと考えようと思ったら、選挙制度についての理解は避けて通れません。これは、民主主義を考える上で税制の理解が必要であることと非常に似ています。両者とも一見地味ではありますが、民主政治という制度の根幹を支えるシステムを軽視していては、まともな政治議論なんてできない、ということです。
第一章では、世界の選挙制度と対比したとき、日本の選挙制度が(良く言って)いかにユーモアか、悪く言えばいかにデタラメかが説明されています。
例えば、我々は投票と言えば一人一票と無条件に考えてしまいます。が、世界的には大選挙区(複数人の当選者が出る選挙区)では当選者数分の投票権が与えられる方がスタンダードだったりします(完全連記制)。
日本は「選挙制度のデパート」だそうですが、決して褒め言葉ではありません。目的も特性も効果も違う制度をごちゃ混ぜにして運用する奇々怪々な選挙制度が、日本の選挙制度です。
第二章では、選挙制度というのが、その背後に民主主義の理想を想定して選択されるものであることが説明されます。
よく「戦前の日本に民主主義はなかった」などという発言が見られますが、そういう世迷い言は本章を読んでからにしていただきたいものです。"民主主義がなかった"とされる戦前には、民本主義でおなじみ吉野作造が小選挙区制を、天皇機関説事件でおなじみ美濃部達吉が比例代表制を、それぞれ措定する民主主義観・政治制度を背負って論戦を繰り広げています。理念的には対極に位置する二人が合意していたのは、戦前戦後と続いてきた「中選挙区制」なる妥協のシステムは一番ダメだ、ということでした(美濃部は、政党政治を阻害する中選挙区制に反対するため、比例代表制が時期尚早だと思っていた当初は少数代表制を主張していたこともありました)。
本書では他にミルやバジェット、シュンペーターやポパーの議論も紹介されています。これらを読んだとき、戦後日本の選挙制度についての議論がいかに退行したものに成り果てたかがわかります。
選挙制度というのは大きく分けて、二大政党制を志向する「小選挙区制」と、少数からも代表が出せるが多党制になる「比例代表制」の二つになります。
が、読み進めると話はそんなに単純ではありません。システムの細目をどう規定するかで選挙制度の性格は変わってきますし、国民が政党に対して密接だと比例代表制でも二大政党化する結果が出たりします(オーストリアなど)。
システムをどう規定するかでどうとでもなるからこそ、選挙制度を通してどういう議会制民主主義体制を作るか、どういう政治システムを構築するか、その大目標が大事になってきます。そしてそれは、参議院をどうするか、地方の選挙制度とどう連動させるか、と憲法改正も含めた統治機構のグランドデザインへと話が発展します。「神は細部に宿り給う」とはよく言ったもので、選挙制度という一見地味なものを突き詰めて考えると、実はもの凄く深く壮大なものが見えてきます。
あと、比例で復活当選が何かズルい、ゾンビみたい、というよくある疑問についても本書はサラッと答えてくれてたりして、とにかく気が抜けない本でした。
2012年12月16日に衆議院の解散総選挙があるので、それまでに読んでおきたい一冊です。
本書は選挙制度を扱った本です。政治のトピックとしては地味な印象をお感じになる方が多いのではないでしょうか。私自身そうでしたし、著者自身もドイツで選挙制度を本格的に研究するまではあまり興味が持てなかったそうです。
が、本書を読んでいただければその印象は変わります。政治について、そして民主主義についてちゃんと考えようと思ったら、選挙制度についての理解は避けて通れません。これは、民主主義を考える上で税制の理解が必要であることと非常に似ています。両者とも一見地味ではありますが、民主政治という制度の根幹を支えるシステムを軽視していては、まともな政治議論なんてできない、ということです。
第一章では、世界の選挙制度と対比したとき、日本の選挙制度が(良く言って)いかにユーモアか、悪く言えばいかにデタラメかが説明されています。
例えば、我々は投票と言えば一人一票と無条件に考えてしまいます。が、世界的には大選挙区(複数人の当選者が出る選挙区)では当選者数分の投票権が与えられる方がスタンダードだったりします(完全連記制)。
日本は「選挙制度のデパート」だそうですが、決して褒め言葉ではありません。目的も特性も効果も違う制度をごちゃ混ぜにして運用する奇々怪々な選挙制度が、日本の選挙制度です。
第二章では、選挙制度というのが、その背後に民主主義の理想を想定して選択されるものであることが説明されます。
よく「戦前の日本に民主主義はなかった」などという発言が見られますが、そういう世迷い言は本章を読んでからにしていただきたいものです。"民主主義がなかった"とされる戦前には、民本主義でおなじみ吉野作造が小選挙区制を、天皇機関説事件でおなじみ美濃部達吉が比例代表制を、それぞれ措定する民主主義観・政治制度を背負って論戦を繰り広げています。理念的には対極に位置する二人が合意していたのは、戦前戦後と続いてきた「中選挙区制」なる妥協のシステムは一番ダメだ、ということでした(美濃部は、政党政治を阻害する中選挙区制に反対するため、比例代表制が時期尚早だと思っていた当初は少数代表制を主張していたこともありました)。
本書では他にミルやバジェット、シュンペーターやポパーの議論も紹介されています。これらを読んだとき、戦後日本の選挙制度についての議論がいかに退行したものに成り果てたかがわかります。
選挙制度というのは大きく分けて、二大政党制を志向する「小選挙区制」と、少数からも代表が出せるが多党制になる「比例代表制」の二つになります。
が、読み進めると話はそんなに単純ではありません。システムの細目をどう規定するかで選挙制度の性格は変わってきますし、国民が政党に対して密接だと比例代表制でも二大政党化する結果が出たりします(オーストリアなど)。
システムをどう規定するかでどうとでもなるからこそ、選挙制度を通してどういう議会制民主主義体制を作るか、どういう政治システムを構築するか、その大目標が大事になってきます。そしてそれは、参議院をどうするか、地方の選挙制度とどう連動させるか、と憲法改正も含めた統治機構のグランドデザインへと話が発展します。「神は細部に宿り給う」とはよく言ったもので、選挙制度という一見地味なものを突き詰めて考えると、実はもの凄く深く壮大なものが見えてきます。
あと、比例で復活当選が何かズルい、ゾンビみたい、というよくある疑問についても本書はサラッと答えてくれてたりして、とにかく気が抜けない本でした。
2012年12月16日に衆議院の解散総選挙があるので、それまでに読んでおきたい一冊です。
2012年11月26日月曜日
[紹介] 松村卓『骨ストレッチ ダイエット 1日5分で痩せるクビれる背が伸びる!』
タイトルはダイエット本だが、アスリートの方に「本当の体幹トレーニング本」としてオススメしたい一冊。前著よりメニューも豊富。私自身著者のセミナーに2ヵ月通ってるが、体の使い方や身体意識が劇的に変わった!(crossreview)
2012年11月25日日曜日
蟹座の宿命!やっぱりそういう扱いか… (聖闘士星矢Ω 第34話)
闇の小宇宙を全開にする光牙にビビって尻餅をついた黄金聖闘士・シラーさんに、蟹座の扱いの全てが凝縮されていました…
《あらすじ》 第34話 生死の狭間!冥界の戦い!
巨蟹宮に入った光牙と龍峰の前にシラーが立ちふさがる。ユナが冥界の入口に飛ばされたと聞いたふたりは、シラーへ果敢に挑む。だが、圧倒的な実力差から苦戦を強いられ、積尸気冥界波で冥界の入口に落とされそうになってしまう。しかし、光牙の機転によりシラーも一緒に冥界波の影響を受け、戦いはユナのいる冥界の入口へと移る。自らも死の世界に来たことを怒るシラーは光牙を容赦なく攻め立てるが、その時、光牙に異変が起こった!
(公式サイトより)
2012年11月23日金曜日
[紹介] 内田樹『街場の文体論』
内田樹の最終講義にして総決算。「クリエイティブ・ライティング」という講義名からは少し外れるものの、そもそも文章を書くと言うことはどういうことかという根源にまで遡って論究した本。知的スリルに満ちた一冊!(crossreview)
2012年11月21日水曜日
[紹介] 岩田温『逆説の政治哲学』
政治哲学に関する名著のフレーズを紹介しつつ、著者の解説・コメントが付された本。一節が短くコラムのようで読みやすい。また、発展的な読書のためにと紹介される参考文献が充実。保守思想の入門書としてもオススメ。(crossreview)
2012年11月19日月曜日
[紹介] 仲正昌樹『知識だけあるバカになるな!』
人文学系に学問に興味を持った人を対象に「学問(人文学系)の思考法」を入門の入門から説明した本。地に足の付いたレベルから一番骨太な基礎を教えてくれている。下手な思考術系の本を読むくらいなら本書を読むべき。(crossreview)
2012年11月18日日曜日
セブンセンシズに目覚めるついでにあの技まで…!(聖闘士星矢Ω 第33話)
今回は熱いバトルっぽかったけど、随所に薄い本のネタになりそうなシーンがてんこ盛りでした。
《あらすじ》 第33話 小宇宙の神髄!セブンセンシズ!
シラーの攻撃で異なる世界へとユナが飛ばされていたころ、双児宮では意識を取り戻した龍峰にパラドクスはふたたび選択を迫っていた。そこへ金牛宮を突破した光牙が駆けつける。最初は光牙の攻撃に押され気味だったパラドクスだったが、その性格が変わった瞬間、消耗していた体力を回復させた。パラドクスは人格ごとに小宇宙を持っていたのだ。体力を回復させたパラドクスは光牙を一蹴、黒い笑みを浮かべながら龍峰に選択を迫る!
(公式サイトより)
2012年11月16日金曜日
[紹介] 武富健治『掃除当番』
武富健治の初期短編集。『鈴木先生』に繋がる表題「掃除当番」や「ポケットにナイフ」意外にも掘り出し物が。主人公が一見弱い友達を若干上から目線で心配してたけど、実は自分の方が…って構造の話に心ざわついた!(crossreview)
2012年11月14日水曜日
[紹介] 乾くるみ『イニシエーション・ラブ』
代打で呼ばれた合コンで僕はマユと知り合い、やがて恋に落ちてゆく。最初は全てが輝いて見えた恋愛もだんだんと倦怠期に入り…。先入観なく読んだ時、本作の魅力を一番味わえるので、ダマされたと思って読んで欲しい。(crossreview)
2012年11月12日月曜日
[紹介] 森田幸孝『インターネットが壊した「こころ」と「言葉」』
ネットや携帯電話が一般に普及して20年。これらによって我々の身体や心・意識はどう変わったか。『ネットバカ』や『つながらない生活』など、優れた論考が見られる中、本書は俗流のテクノロジー批判でしかなかった。(crossreview)
2012年11月11日日曜日
安定の蟹座は"死霊の盆踊ラー"! (聖闘士星矢Ω 第32話)
今回は、ユナの表情に楳図かずおテイストが入っててワロタ!
《あらすじ》 第32話 真の恐怖!巨蟹宮に漂う妖気!
第4の宮、巨蟹宮へと飛ばされたユナ。その中へと入ったユナを待ち受けていたのは、この巨蟹宮を守護する蟹座、キャンサーの黄金聖闘士シラーだった。シラーに対して果敢に挑んだユナだったが、苦戦を強いられる。しかも、シャリア(原文ママ)は自らの手を汚すことなく、死者となった聖闘士を操ってユナを襲わせた。何度、倒しても立ち上がる聖闘士達に苦戦するユナ。そして、さらに現れた聖闘士の中にある人物の姿を見つけて、ユナは愕然とする!
(公式サイトより)
2012年11月9日金曜日
[紹介] 『たけしメモ―「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」10周年記念企画』
「天才たけしの元気が出るテレビ」の冒頭にあった大喜利コーナー。当時、爆笑しながら観ていたのを覚えている。番組十周年を記念して本になってたとは! 「こんなマスターズ陸上は嫌だ!」を読んだら腹がよじれた!(crossreview)
2012年11月7日水曜日
[紹介] 清水義範『蕎麦ときしめん』
表題作が面白すぎて、僕の名古屋観(偏見)はがっつり固まってしまいましたw 司馬遼太郎の文体で『さるかに合戦』を書いた「猿蟹の賦」もオススメ! 蟹の長男・蟹平の大村益次郎然とした佇まいがたまらないですw(crossreview)
2012年11月5日月曜日
[紹介] 加藤一二三『将棋名人血風録』
名人制施行四百周年の節目の今年、歴代実力制名人と将棋界の歴史を、名人経験者である加藤一二三九段が語る!副題の「奇人・変人・超人」って著者のことですよ!w すぐ自分の話になっちゃうところが加藤先生らしい。(crossreview)
2012年11月4日日曜日
骨フェチの次は紫龍ヲタ! (聖闘士星矢Ω 第31話)
ジェミニのパラドックスって、旧作の紫龍ファンの腐女子に対する当てこすりかと思いました(笑)。
《あらすじ》 第31話 運命の分岐点!双児宮の謎!
ハービンジャーのグレイテストホーンにより光と共に消えた蒼摩たち。おどろく光牙に、ハービンジャーは蒼摩たちが光速の拳によって歪められた時空から何処かへと飛ばされたと言う。そして、龍峰は、金牛宮の次である双児宮へとひとり飛ばされていた。光牙を気にしながらも先に進む龍峰の前に、双児宮を守護する双子座ジェミニの女黄金聖闘士パラドクスが現れる。思わず身構える龍峰だが、何故かパラドクスは戦おうとはしなかった?!
(公式サイトより)
2012年11月2日金曜日
[紹介] TENGA研究会編『TENGA論』
男性用アダルトグッズの本というだけで馬鹿にしたり忌避したりせず、とにかく騙されたと思って読んで欲しい。そこには日本が誇るべきモノ作りの精神がぎっしり詰まっていて、プロジェクトXのような感動があるから!(crossreview)
2012年10月31日水曜日
[紹介] 松村卓『誰でも速く走れる骨ストレッチ』
これはすごい! 痛くないし、すぐ効果が実感できる。ストレッチも従来の筋トレと同じようなアプローチでは逆に筋肉を固くしてしまう。著者の言うことに納得してると、甲野善紀さんのお名前が。なるほど、改めて納得。(crossreview)
2012年10月29日月曜日
[紹介] ジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』
クリエイティブな発想法の基本にして奥義。本文はわずか51頁しかないが、調べて、検討し、寝かせて、ひらめく、というひらめきの過程が、必要十分にまとめられている。すぐに読めるので、是非一読をオススメしたい。(crossreview)
2012年10月28日日曜日
マルス様にブルッたのを偉そうに言われても… (聖闘士星矢Ω 第30話)
骨の名前を次々と言っていくハービンジャー。スラムのチンピラ上がりの彼は、どこでそんな知識を身につけた!?
《あらすじ》 第30話 驚異の実力!金牛宮の聖闘士!
第二宮、金牛宮でアリアを失った悲しみを怒りに変えて戦う光牙だったが、その拳は牡牛座タウラスのハービンジャーには通用しなかった。反対にグレートホーンの一撃で倒れる光牙。代わって、駆けつけたユナたちがハービンジャーに戦いを挑む。だが、それさえ余裕で相手をするハービンジャーは、自らが黄金聖闘士になった経緯をユナたちに語る。そして、ついに炸裂したハービンジャーの一撃でユナたちが倒れたとき、光牙がふたたび立ち上がった!
(公式サイトより)
2012年10月26日金曜日
[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(6巻)
アレクサンドロスとエメネウスが遂に出会う。エメネウスは書記官として、記録整理の方法を提案したり、鐙を考案したりと工夫好きな私の心をくすぐってくれる。アレクサンドロスの二重人格が、本巻で仄めかされている。(crossreview)
2012年10月24日水曜日
[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(5巻)
カルディア時代の過去との決別が済んだエメネウスは、遂にマケドニア王・フィリッポスに仕えることに。庭の噴水の細工や、王子に献上する玩具の話が妙に面白い。『ヘウレーカ』と同じく、ギミックの見せ方が上手い!(crossreview)
2012年10月22日月曜日
[紹介] 中村淳彦『職業としてのAV女優』
AV業界のデフレ化と格差社会化にビックリ! 女性の価値の暴落を知ると、デフレの本当の恐ろしさとは、「貧すれば鈍す」で経済的困窮により人間の尊厳にまでデフレが進行することではないか、と思わずにいられない。(crossreview)
2012年10月21日日曜日
修復のビーム!ビーム!ビーム! (聖闘士星矢Ω 第29話)
しきりに「骨が砕ける音が好き」と言う、新牡牛座・タウラスのハービンジャーの外道っぷりに震えました。
《あらすじ》 第29話 新たな闘いの幕開け!黄金十二宮!
アリアの力を得たマルスによって生み出された十二の黄道星座を司る宮殿、新十二宮がバベルの塔の上に現れた。光牙たちは、アリアの意志を胸に新十二宮へと足を踏み入れる。その第一の宮、白羊宮で待っていたのは牡羊座アリエスの黄金聖闘士貴鬼だった。貴鬼から12時間後には、マルスによって軌道を動かされた火星によって地球が滅亡するという衝撃の事実を聞かされる光牙たち。そして、それを阻止することができるのは、光牙たち青銅聖闘士だけなのだ!
(公式サイトより)
2012年10月19日金曜日
[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(4巻)
ボアの村を我が物としようとするティオス市のダイコマス。エメネウス奇策を巡らしてダイコマスを討ち、ボアとティオスの和睦を実現する。が、その代償として憎まれ役となることになったエメネウスは村を去ることに…(crossreview)
2012年10月17日水曜日
[断章] ファッションと前世。
[黒を着てるとファッションセンスが育たない」
「僕のパーソナルカラーは茶系統なんだ」
…そう言って、茶色の服で全身を覆い、
「前世はウンコですか?」と訊かれそうな仕上がりを見せていた人がいました。
「僕のパーソナルカラーは茶系統なんだ」
…そう言って、茶色の服で全身を覆い、
「前世はウンコですか?」と訊かれそうな仕上がりを見せていた人がいました。
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[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(3巻)
カルディアのお坊ちゃんから一転、奴隷として売られていくエメネウス。が、予想外に早くエメネウスは自由の身に。漂着したパフラゴニアの村で暮らす中で、予想だにしなかった平和な日々。しかし、その平和に暗雲が―(crossreview)
2012年10月15日月曜日
[紹介] 豊田有恒『韓国が漢字を復活できない理由』
日韓W杯の遙か前から一貫して韓国を批判してきた著者の最新刊。日本憎しで漢字まで廃止しちゃった韓国の実態に唖然。漢字廃止問題を理解するには高島俊男『漢字と日本人』は必読!漢字廃止しなくて本当によかった!(crossreview)
2012年10月14日日曜日
今回はがっつり総集編でした (聖闘士星矢Ω 第28話)
今回の総集編って、海外で販売する際にSeason2の第一回に当たるから、Season1のおさらいという意味合いでつけたという話、ホンマかいな?
《あらすじ》 第28話 最強の軍団!黄金聖闘士集結!
必死の闘いも虚しく、マルスの手によりアリアを失った光牙たち…。だが、悲しみに暮れている時間はなかった。アリアが最期に遺した言葉、それは、今までの旅の中で光牙たちに抱いた素直な気持ち、そして、マルスを追い、その野望を打ち砕いてほしいという願いだった。一方、マルスはエデンを連れてバベルへと戻り、地球を滅ぼさんと動き出す。新たに作りだされた新十二宮には聖闘士の最高位、黄金聖闘士が集結していたのだ。
(公式サイトより)
2012年10月12日金曜日
[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(2巻)
スキタイ人奴隷・トラクスが金貸しの主家一家を惨殺して脱走を企てたことから、エメネウスの人生に転機が訪れる。毎夜夢で見る謎の女、出生の秘密、その全てが符合する時…幼少期のエメネウスの真実の描き方がイイ!(crossreview)
2012年10月10日水曜日
[紹介] 岩明均『ヒストリエ』(1巻)
アレキサンダー大王の秘書官の物語。ってチョイスが渋すぎ!故郷カルディアに戻ってきた青年エメネウスは過去の回想を始め…裕福な家庭で何不自由なく育っていた彼は、毎晩蛮人(バルバロイ)の同じ夢を見るのだが…(crossreview)
2012年10月8日月曜日
[紹介] 高島俊男『漢字と日本人』
漢字と日本人との関わり(歴史的経緯)を概観し、日本語という言語の特殊性(例えば明治以降の翻訳語は漢字無しに理解出来ない)が浮き彫りに。そして戦後の国語改革により言語文化が断絶された事実に悲しみを覚える。(crossreview)
2012年10月7日日曜日
え!?色々展開が急すぎです… (聖闘士星矢Ω 第27話)
『聖闘士星矢』と『魁!!男塾』での死亡は、とにかく当てにならないからなぁ…(笑)
《あらすじ》 第27話 旅の終焉!少女の光と若者たち!
闇の遺跡からの脱出を目指す光牙、アリア、エデンの3人。エデンは幻影によって作り出された幼いころの自分の姿を見る。光牙は自らの小宇宙に闇が秘められているかもしれないという疑念と向き合い苦しんでいた。そしてアリアもまたマルスに利用されてきた過去の幻にさいなまれる。一方、闇の遺跡の中枢には先に幻影から脱出した仲間達が集結する。しかし、そこに向けて巨大な闇の小宇宙を持つマルスが近づいていた!
(公式サイトより)
2012年10月5日金曜日
[紹介] 増田剛己『思考・発想にパソコンを使うな』
タイトルよりも穏やかな内容。著者の体験+古今のノート例で手書きとノートの効用を薦める。書き付け用のメモと、まとめて練るノートとの用途の分離と使い分けは僕もやってるが、機動性・思考の練り込み両方でイイ!(crossreview)
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