2013年5月29日水曜日

[紹介] みなもと太郎『風雲児たち』(13巻)

鎖国下の日本で鳴滝塾まで開いたシーボルト伝説はじまる!高野長英と渡辺崋山の半生は二人の性格どおり対照的。破天荒で傲岸不遜な天才・長英と、赤貧の中寝る間を惜しんで学ぶ崋山。面白い以上に色々考えさせられた。(crossreview

2013年5月27日月曜日

[紹介] 白田秀彰『インターネットの法と慣習』

法とは何か、英米法と大陸法の違い、権利概念についての説明を踏まえインターネットの最先端の議論を骨太に展開。よくもまぁこれだけ濃い話をこの小書に詰め込んだ(しかも読みやすく!)と感嘆!絶対オススメです!(crossreview

2013年5月26日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第59話] 瞬はテルーに叱られた後、サンデル先生の講義を受けてこい!

瞬の「誰も傷つけたくない」で被害拡大。前回はアテナが、その前は光牙が似たようなことで悩んでいました。
地上の愛と正義のために戦うアテナの聖闘士の「正義」の概念がグズグズ過ぎます。パライストラにサンデル教授を招聘し、白熱教室を開講すべきです。
《あらすじ》 第59話 兄弟の絆!アンドロメダ瞬、参戦!
パラサイトに時間停止させられてしまった村へとたどり着いたユナ、蒼摩、龍峰は、そこで人々を守るため、たった一人で三級パラサイトのハリメデと戦うアンドロメダ瞬と再会する。しかし、兄フィリップを目の前で時間停止されてしまった少年レイは、聖闘士を信用できず、その激しい怒りを瞬にぶつけていた。そんなレイを優しく諭すユナ。だが、そんなレイのすさんだ心を利用しようと、ハリメデはある取引を持ちかけていたのだった…
公式サイトより)

2013年5月22日水曜日

[紹介] みなもと太郎『風雲児たち』(12巻)

林子平に高山彦九郎、そして前野良沢。綺羅星の如き風雲児たちが次々と世を去って行く。大黒屋光太夫の壮大な「旅」も遂に終わるが、その光太夫の胸中に去来する寂寞の感。読んでいるこちらの胸中にも複雑な思いが…(crossreview

2013年5月20日月曜日

[紹介] ちきりん『自分のアタマで考えよう』

ちきりん『自分のアタマで考えよう』
有名ブロガーの著者が資料の見方・扱い方や自身のモノの考え方について開陳した本。卓見は「『知っている』と『考える』は全く別物」という指摘。頭良くしようとインプット(読書)ばかりしてる人は耳が痛いはず(笑)(crossreview

2013年5月19日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第58話] 中二病全開剣を振りかざすパラス四天王と、人前でアテナといちゃつく黄金聖闘士

嗜虐趣味で勝手に出ていく同僚や、女神と人目を憚らずイチャこく同僚たちに囲まれ、風紀委員の玄武さんは大変だと思います。
一方のパラス四天王は中二病全開な名前の剣を振りかざし、こっちはこっちで色々とアレです。
"若き光牙の悩み"は吹っ切れたのでしょうか…
《あらすじ》 第58話 四天王現わる!アテナ対パラス全面対決!
パラサイトの時間侵略によって、停止されて動けなくなった人々や街が増えていった。この事態を受けて黄金聖闘士たちも聖域に全員集合、沙織にパラスとの全面戦争を訴える。悩みながらも沙織はついに戦いを決意、全聖闘士を聖域に招集した。光牙と昴も聖域に向かい、離ればなれだった青銅聖闘士たちと再会する。その一方、アテナの力を吸収して少しずつ成長を遂げていたパラスの前に、パラサイト最強である四天王が駆けつけていた!
公式サイトより)

2013年5月15日水曜日

[紹介] みなもと太郎『風雲児たち』(11巻)

遂に日本に帰還した大黒屋光太夫一行!苦難の連続、仲間達との別れに涙!林子平苦労の結晶『海国兵談』が版木まで没収される憂き目に涙!「尊号一件」は、現代の「政局」一辺倒の政治報道を彷彿とさせる本末転倒ぶり。(crossreview

2013年5月13日月曜日

[紹介] 池波正太郎『男の作法』

大人の男の粋な振る舞いを教えてくれる本。83頁で「食欲がなく食べたくなければ、一切手を付けずにそのまま下げてもらう。誰が食べたって良いわけだから」って、船場吉兆は池波イズムを体現してたんですね!(笑)(crossreview

2013年5月12日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第57話] エデン、ゲロするの早すぎ!

グランドピアノを誰がどうやってあそこまで運んだのか、それが気になって仕方ありません。
《あらすじ》 第57話 ペガサスを倒せ!孤高の戦士エデン!
消息を絶った白銀聖闘士、盾座のエネアドの捜索を命じられた光牙と昴。しかし、それはパラサイトの仕掛けた罠だった。しかも、パラサイトの一員となったエデンが現れ、光牙に戦いを挑む。パラサイトのエウロパから、アリアを生き返らせることを条件に、エデンがパラサイトになったと聞いておどろく光牙。そして光牙の心に、自分さえ倒されればアリアが復活できるという迷いが生まれ、エデンに抵抗することもなく大地に倒れてしまう…
公式サイトより)

2013年5月8日水曜日

[紹介] みなもと太郎『風雲児たち』(10巻)

松平定信の寛政の改革がいかに愚かなものであるか…読んでいて本当に腹が立つ。イデオロギッシュな倹約令は却って商品作物を作っていた農民を困窮させ、文化・学問への締め付けは愚民か政策としか評価のしようが無い。(crossreview

2013年5月6日月曜日

[紹介] 架神恭介・辰巳一世『よいこの君主論』

目立小学校5年3組で繰り広げられる権力闘争。ひろしくんは『君主論』を武器に、覇権を握ることができるか!?設定だけで勝ちが約束されたイロモノのようだが、案外『君主論』の理解がしっかりしている良質の入門書。(crossreview

2013年5月5日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第56話] 世を忍んで生きてきた反動からか、栄斗がどエラいことに…

忍者聖闘士、まさかの転身!
栄斗さんは何やっても許されるキャラになりましたね。
《あらすじ》 第56話 心に響け!栄斗のシャウト!
栄斗を探しに日本へ来た光牙だったが、手がかりもなく途方にくれていた。しかし、ひょんなことから栄斗の消息をつかんだ。栄斗はロックバンドのボーカルになっていたのだ。アテナの危機とパラサイトの暗躍を説明し、一緒に戦おうと説得する光牙だったが、ロックに新しい自分の道を見つけた栄斗はもう戦わないとその誘いを断る。だが、密かにその話を聞いたパラサイトのハティは、栄斗の隙を突くべくコンサートを襲う計画を立てる!
公式サイトより)

2013年5月1日水曜日

[紹介] みなもと太郎『風雲児たち』(9巻)

みなもと太郎『風雲児たち』(9巻)
田沼意次失脚。天明大飢饉の傷痕癒えぬ折、救済政策そっちのけで田沼への報復に熱中する愚劣な御三卿と松平定信。そして江戸では打ちこわしが頻発。それでも松平定信は熱狂を以て迎えられた。ポピュリズムの根は深い。(crossreview