《あらすじ》 第23話 敵陣突入!若き聖闘士、再集結!びっくりするくらいアッサリと合流する四人。
アリアを取り戻そうとする光牙とユナの前に、龍峰と栄斗が現れた。栄斗の情報をもとに、マルスの居城へ奇襲をかける一行。その光牙たちを盾座のエネアドが迎え撃つが、その鉄壁の防御を軽々と打ち破るほどの実力を身につけた蒼摩が合流した。再会を喜ぶ光牙たちに、蒼摩はこれまでのことを話す。ソニアを倒すため、ひとりになった蒼摩だったが、迷いから抜け出せず放浪していた。そこで蒼摩はひとりの男と出会ったという…!
(公式サイトより)
ジャケット忍者が敵マーシアン数名を締め上げて得た情報をもとに、本拠地(聖域近くにあるマルスの居城)に攻め込むことになりました。…無茶じゃね?
(今回のサービスショット。これを見て朝から横臥昇天した往年の星矢ファンは何ダースいるんだろうか…)
蒼摩の情報は手に入れていなかったジャケット忍者。単に興味が無かっただけとも考えられる。
そして一行は、日の出と共にマルスの居城を襲撃します。
夜陰に乗じた方が良かったんじゃ…
前日の晩に作戦を立てていたようで、一行は二手に別れます。
(光牙・ユナ組)
(今回のサービスショット2)
やられたように見せかけてやり過ごします。
こいつら、頭良い!
光牙・ユナ組は盾座の白銀聖闘士と遭遇。
超合金ロボのように防御するのは「白銀聖衣最強と謳われた盾」だそうです。
光牙・ユナの攻撃が効かず、苦戦が必至となったそのとき!
妙な出で立ちの蒼摩が登場します!
そして、いきなり、
ライオネット・ボンバー!
(あれ、旧作と違う? という野暮なツッコミは無しで)
「最強の盾でも、炎までは防げなかったようだな」
って、今日び、通販で売ってるちょっと気の利いた金庫でも防火仕様だというのに、白銀聖衣最強の盾で火が防げないって、しょぼすぎませんか…というか、そんな理由で勝って良いのかよ!?(笑)
どこをほっつき歩いてたんだ? という仲間の質問に対し、蒼摩は以下の供述をしています。大要、以下のとおり。
ソニアを追って走っている内に、復讐に駆られた小宇宙のママではダメだと反省。三日三晩走り続けて、力尽きて倒れた。そして、『北斗の拳』の第一話状態で砂漠地帯を行き倒れていたところ…
アメリカンスタイルの邪武に助けられます。
自分と同じチャラい香りを嗅ぎ取ったのか、邪武は蒼摩を挑発します。
これ、かつて星矢にやられた奴ですよね。
蒼摩に「馬は好きか? 俺は好きだ」と言う邪武。
ここでいう「馬が好き」とは、馬を飼ったり乗ったりすることではなく、馬になって乗られることです。
(最近アニマックスではじまった旧作ではこのワンカットだけの回想にまとめられていました)
こうやってみると、はじめの頃の沙織お嬢さんはかなり外道な女でした。星矢が「アンタが正義を振りかざしたら、この世は闇になっちまう!」と反発したことがありますが、本当にその通りだと思います。実際、現在も敵に捕らわれて火星の養分にされてるわ、部下の聖闘士はほとんど敵方に寝返ってるわ、と人望(神望?)もないですし…
こうしてチャラ夫・蒼摩は、伝説の調教済み聖闘士・邪武に特訓をつけてもらうことになります。
こうして会得した新必殺技がライオネットボンバー。
いや、それ、蛮に教わろうよ…orz
妙なカウボーイ趣味まで会得した蒼摩。
(ま、蒼摩は元々メキシカンな奴ですからあんまり違和感はないのかも知れませんが)
そんな蒼摩を「グッドラック」と見送る邪武。あれはサブかった…
それにしても、邪武、こいつ何なんでしょうか?
瞬・氷河・紫龍はいずれもギャラクシーな痣を抱え、小宇宙を燃やしちゃいけない中、若い青銅聖闘士達を導いていました。檄は後進の指導(パライストラの先生)、ヒドラの市は敵方に寝返ったとはいえ、現役の聖闘士として頑張ってました。
星矢に沙織お嬢さんを寝取られたのかは知りませんが、だとしても聖闘士である以上はアテナのために戦うべきで、そこに私情を差し挟むなどあってはならないことのはず。なのに邪武は、(沙織お嬢さんが行方不明となり)聖域が吹っ飛んでバベルの塔が建ったという異常事態なのに、アメリカ(?)くんだりでカウボーイをきどってやがります。どの口が「聖闘士は愛する者のために戦う」などと言ってるのでしょうか? 調教済み聖闘士の風上にも置けない態度と言わざるを得ません。
(あるいはこの修行のためにカウボーイやってるとか? なら立派な馬になることを目指して頑張って下さい)
(調教済み聖闘士に稽古をつけてもらった事実を語られ、どういう顔をして良いのかわからない光牙とユナ)
一方、手薄になったマルスの居城を襲われ、マーシアンの番頭どんは大わらわです。
「白銀聖闘士がほとんど出払ったこのタイミングで…」
パシリかお遣いじゃないんだから(笑)。
マーシアンは白銀聖闘士のことを下に見てたはずなんですが、いざいなくなると困るんですね。
蒼摩はアリアのことより(!)、ソニアとの決着をつけるのが目的です。
そして、ソニアに不意打ちをかけるチャンスを掴みます。
が、何か不意打ちはいかんような気がした蒼摩。
正々堂々と飛び出して戦います。
「不意打ちしたら私を殺せたかも知れないのに」
というソニア様。
(日曜早朝の子供向け(?)アニメで、準主役が不意打ちなんかできるわけないだろう…と大人の事情を表情に滲ませる蒼摩)
一方、先に着いた栄斗と龍峰は、アリアの部屋にいた侍女から事情聴取をしているところでした。
(聖衣を着て巻物に筆で聞き取りを書く栄斗と、またアリアのベッドに平気で座っちゃってる侍女を前にし、どこから突っ込んでいいのかわからなくなって立ち尽くす光牙とユナ)
その頃、蒼摩とソニア様は白熱のバトルを繰り広げていました。
しかし、蒼摩のライオネットボンバーがソニア様をとらえます。
蒼摩のことをただの青銅聖闘士と認識していたのを改めたソニア様。
光牙たちが駆けつけてきたのでここで退却します。
そのソニア様が落としていったのは…
蒼摩パパの聖衣石でした。やっぱり何か事情がありそうです。
アリアはエデンと雷の遺跡に向かったと知った一行。アリアを追うことにします。
(「もう別行動はしねぇ。一緒に行く」という蒼摩に対し、喜怒哀楽どれでもない表情を浮かべる他のメンバー。まるでアンジャッシュ児島に対する他の芸人の視線のようです)
さて、久々に登場の馬車です。
「確かに私が雷の遺跡に連れてって、とは言ったけど、まさかコレで移動とは…」
と、これまた複雑な表情を浮かべるアリア。
次回はシャイナさんが登場! それに備えて今から走り込んできます!!