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2012年8月19日日曜日

星矢Ωのヒロインの関係性が見えた!(聖闘士星矢Ω 第20話)

エデン、強すぎでしょwww

《あらすじ》 第20話 アリアのために!エデン、怒りの雷撃!
姉ソニアの負傷を知ったエデンは、自分の手でアリアを奪還しようと出陣した。父マルスのかかげた理想、平和な新世界を作るためにも自らが戦うことを決意するエデン。一方、光牙たちは最後のコスモクリスタルがある雷の遺跡に向かう。出会ったころはどこか寂しげだったアリアの表情も、光牙たちに笑顔を見せるように変わっていた。そんなアリアの心の変化をうれしく思う光牙。しかし、その平和な時間はエデンの襲来で終わりを告げる!
公式サイトより)
今回は、前半でマルス家の事情が一部語られます。
マルス家の跡取り息子にして、時期「王」を予定されているプリンス・エデン。
ただ、親父はまだ王にもなっていませんが…
『聖闘士星矢Ω』第20話

幼少のみぎり、オカンと思われるメディアに連れられ、初めて父子の対面を果たしたときの様子。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
普通なら泣きじゃくるところですが、膝が抜けつつも父の希望に立派な返事をするエデンに、プリンスの才覚を見ました!

ところで、マルスパパは、その言を信ずるなら、彼なりに強者と弱者が共に幸せに生きられる世界を創造するつもりだそうです。「強い者が弱い者を支配し…」とちょっと聞き捨てならない文言もありましたが、一生懸命やってはるんなら、それなりに人がついてくるのも分かる気がします。
だって、アテナ(城戸沙織)って、具体的に何か方針を出してやってた訳ではないですからね。単に「アテナでござい」といるだけよりも、多少問題があってもビジョンを示してくれる方に人がなびくというのは、ある意味当然のことだと思います。

そして一方のソニア様。
結構な手傷を負ってらっしゃいますが、大丈夫でしょうか?
体のあちこちの赤い線は蒼摩から受けた傷なんでしょうか。どうも古傷っぽいですが、もしかして蒼摩の父ちゃんから受けた傷なのかもしれません。
蒼摩の父ちゃんの南十字星のペンダントを意味ありげに見てたり、ソニア様とエデンが異母兄弟であることがわかるセリフだったり、「エデンは手を汚しちゃダメ」と自己犠牲的なセリフを吐いていたり、妙に蒼摩に思い入れがあったり、と色々気になる伏線が目白押しです。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話とところで、さらりとソニア様の素顔が出てますが、なかなかいい女じゃないですか!
個人的にはエデンよりこっちを仲間にして欲しいところです。

ソニア様の、エデンと回想シーン。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
エデン君、蝶ネクタイに半ズボンで血みどろの人がいたら、
犯人はお前だ!
というのがお約束です。
マルス家の幼児教育はどないなっとんねん、と故障を申し立てたいところです。

さて、久々に登場の沙織さん。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
マルス様がメディアに「私は地球に帰る」と言ってたので、ここが地球でないことだけは確かです。
とすると、やはりマルス様のお名前の通り、火星であると考えるのが筋でしょう。
つまり、沙織さんは「火星の養分」とされているわけですす。

一方、野宿する三人。
アリアはおそとに出られて表情が豊かになった、という話から、
「アリアがいてくれて良かった。男だけだったらずっと怒ってなきゃならなかったし。男ってガサツでバカで…」
と田嶋陽子のようなことを言い出すユナ。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
ここは、ユナ=フェミ女と解釈すべきではなく、
・ユナ=ガチ百合説
もしくは、
・ユナ=幼少の頃「ウクライナ美少女紀行」に出演させられたせいで男に対してトラウマ負ってる説
あるいは、
・ユナ=ボーイッシュな性格だけど、彼氏ができると一気に女っぽくなるキャラ説
を取るべきでしょう(私は最後のが好みです)。

それにしても、今回はアリアがものすごく可愛く描かれていました。
いつも画面の端で「ア…ア…」とカオナシ(@千と千尋の神隠し)みたいなセリフしかなかったアリアが、今回セリフも多めで、表情豊かに描かれていたので、普段とのギャップでより可愛く見えたんだろうと思います。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
この一連の流れで、途中アリアの嫉妬するような表情が見られたので、この三人の関係性が一気に見えました。
elfの記念碑的名作ADV「同級生」でいうところの、桜木舞=アリア、田中美沙=ユナ、なんです!

おしとやかな箱入り娘、それが主人公によって外の世界を知る。
一方、陸上部のバンビちゃんとして活発で、性格的にはボーイッシュ、しかも主人公と親しく、憎まれ口半分のコミュニケーションを取ってる。
…まんまやないですか!

そうすると、今回アリアが可愛く見えた理由がよりハッキリします。
「同級生」でも、桜木舞ははじめは憧れの人ってだけでチラチラ出てくるだけでした。舞の内面が語られ出すのが後半で、「実は、いつも他の女の子と楽しそうに話している(主人公)を見ていて、その女の子達がうらやましくて、少し嫉妬してた」みたいな話が出てきて一気に心を持っていかれるわけです。
そして、その「仲よさそうにしていることへの嫉妬」こそが、アリアが一瞬見せたふくれっ面だとすると、こりゃ選択難しくなるわー、です。

…と、頭のおかしい分析はこれくらいにして、次行きましょう。
(ちなみに私は、田中美沙とユナ押しで揺らぎません!)

夜中、光牙が目を覚ますと、アリアがいません。
『聖闘士星矢Ω』第20話
ユナはシシ神ごっこをしていました。
『聖闘士星矢Ω』第20話

ユナと話をしている内に、お互い親の顔しらねーんだよね、という身の上話に。
あれこれ考えていると、この話で家庭的に恵まれている人って、龍峰ぐらいだよな、と改めて思わされました。少し整理しておきましょう。
・光牙=幼少期にアテナ神殿において沙織さんに石の上で遊ばされていた。両親不明。
・蒼摩=幼少期に親父がソニア様に惨殺される。
・ユナ=幼少期は、北欧or東欧でかっぱらいをしていた。
・栄斗=実家の商売が「忍者」。
・エデン=親父がマルス。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
光牙は「沙織さんとで一緒に暮らそう」とアリアに持ちかけます。
これ、プロポーズじゃね?
ただ、どういう意図で言ってるのかは微妙です。もしかして、ここしばらくのハーレム旅でマイケル富岡的な衝動に目覚めてしまったのではないかと、少しだけ心配です(http://matome.naver.jp/odai/2133697395968001501参照)。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
(小宇宙なんか合わせちゃってる二人)

しかし、本作は聖闘士星矢です。
こんなヌルい恋愛ごっこに横槍が入らないわけがない。
で、アリア大好きプリンス・エデンの登場です。
『聖闘士星矢Ω』第20話
(プリンス・エデン、顔がマジです)

『聖闘士星矢Ω』第20話
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『聖闘士星矢Ω』第20話
エデン、強すぎるよエデン。
バもみ包のパンチを眉間で受け止めるという謎の修行は伊達じゃなかったようです。
明らかに今まで出てきた白銀聖闘士より、よっぽど強いです。

光牙の必殺・ペガサス流星拳も…
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
まさかのかわされ方です。
こういう拳(や剣・槍)の上に立つのって、『北斗の拳』や『魁!!男塾』などで見た記憶があるように思うのですが、それはともかく、実力差は圧倒的です。

エデンにフルボッコにされる光牙。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話




「このままじゃ光牙が死んでしまう!」
と、光牙の命の危機を察したアリア。『聖闘士星矢Ω』第20話

前のマルスとの戦いだと、ここで突然星矢のオバケが助けに来てくれましたが、もうそんなチートはありません。

光牙を助けるために、アリアはマルスの下に戻ることを決意します。
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
『聖闘士星矢Ω』第20話
失意にうちひしがれる光牙とユナ。

次回、無様な負けっぷりですっかり自信喪失した光牙に、ユナの鉄拳制裁が!



ユナ、熱すぎます。
まるで拳が「君がッ 立ち上がるまで 殴るのをやめないッ!」と言っているようでした。
http://imgcc.naver.jp/kaze/mission/USER/3/3225/0/f3ccdd27d2000e3f9255a7e3e2c48800.jpg

ジョジョのアニメも始まるそうですが、それはともかく、来週はテンション的には谷間回になりそうですね。