2013年7月31日水曜日

映画「立候補」 ~「戦う」とは?「主体的に生きる」とは?を、もの凄い角度から問う作品~

 昨日(2013年7月30日)、友人と映画「立候補」を観てきました。
負けるとわかってなぜ戦う映画立候補
 この映画は6月に試写会があったのですが、その直後、同時に二人の人物が熱く語っていました。
 一人は角田龍平弁護士。そしてもう一人が昨日一緒に観に行った友人です。
 しばらくしてもう一人別の友人も大絶賛していましたが、三人の言うとおり、これは文句なしに面白い映画です。2013年で1番の映画と言って過言ではありません。DVDで観るのもいいでしょうが、これは是非映画館で観て欲しい作品です。

 映画の内容や見所はお二方のポッドキャスト・ブログ記事を参照していただくことにし、以下、全然まとまっていませんが思いつくままに感想を。

[紹介] 宮下英樹『センゴク』(2巻)

織田家中の試し合戦では、戦の様子(弓と槍衾)について解説しつつ、竹中半兵衛の奇策で読者の知的興奮を刺激し、そこから可児才蔵vs仙石権兵衛の熱いバトルへ…と、その流れが見事!蘊蓄に頼らないところがイイ!(crossreview

2013年7月29日月曜日

[紹介] 橋下徹『最後に必ずYESと言わせる最強の交渉術』

心理的な部分も含めた交渉での考え方やテクニックなどを記した本。少し露悪的なのと、一部ヲイヲイと思うところもある。著者が交渉を”ラフプレイもありな全力プレイのスポーツ”のように捉えているように感じられた。(crossreview

2013年7月28日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第66話] 鋼鉄聖闘士の存在意義って、そんなド直球な…

まさかの鋼鉄聖闘士の存在意義を問う回!
鋼鉄聖闘士自身にあんなこと言わせちゃいかんと思うのであります!!
それにしても、足手まといの鋼鉄聖闘士を無駄に派遣した大本営は一体何を考えているのでしょうか?
《あらすじ》 第66話 鋼鉄奮闘!名も無き勇者たち!
パラスベルダで繰り広げられる聖闘士とパラサイトの戦い。そこには大勢の鋼鉄聖闘士たちもいた。その鋼鉄聖闘士の一人、ケリーとエマも必死でパラサイトと戦っていたが危機におちいる。その危機を助けに現れる蒼摩と昴。しかし助けられたことで、エマは自分たち鋼鉄聖闘士がこの戦いに参加していることに疑問を抱く。自分たちが足手まといではないかと悩むエマの前に、三級パラサイトのロゲと、そのしもべパラサイトビーが現れた!
公式サイトより)

2013年7月24日水曜日

[紹介] 宮下英樹『センゴク』(1巻)

「リアル合戦絵巻」の第1巻。『センゴク天正記』以降と比べると、この頃は躍動的な感じがする(今はもう少し深い考察が全面に出ている)が、そういうところにも作者の変化・成長が見られるように思った。オススメ!(crossreview

2013年7月22日月曜日

[紹介] 唐澤和也『マイク一本、一千万』

フットボールアワーが優勝したM-1グランプリ2003を取材したノンフィクション。漫才に懸ける芸人の熱い思いが伝わってくる。また、漫才とは発想か技術かという問いにも考えさせられた。(私は発想重視派です)。(crossreview

2013年7月21日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第65話] タッグと言えば聞こえは良いけど、要は3級相手に二人がかりなんだよね…

昴のせいで大人になったように見えた光牙も、一皮剥けば鉄砲玉気質はそのまんまでした。
今回は光牙と龍峰がタッグで戦って勝つんですが、勝因を聞かれて「お前は一人、俺には仲間がいた。…それだけだ」と堂々と言っちゃうのはどうよ?
《あらすじ》 第65話 破れ鉄壁の門!天馬の矛と龍の盾!
門を破壊した聖闘士たちは、パラスベルダの街へと突入した。パラスのいる城へと続く道を求め、聖闘士たちはそれぞれの道を進む。パラサイトのもっとも多い道を進み、囮となる星矢。その真意をくみ取って光牙たちも先に進むが、行く手に三級パラサイトのタルヴォスが立ちふさがる。重装甲刻衣をまとったタルヴォスの圧倒的な力を見た光牙は、蒼摩たちを先に進ませるために一人で戦う。こうして光牙とタルヴォスの戦いが始まったが…
公式サイトより)

2013年7月17日水曜日

[紹介] 井浦秀夫『弁護士のくず』(1巻)

一見分かりやすい事件の中で、不謹慎なことばかり言う弁護士クズ。しかし露悪的なクズだけが固定観念にとらわれず、事件の実態を正しく見抜いている。視点によって、事実の全体像は驚くほど変わるということがわかる。(crossreview

2013年7月15日月曜日

[紹介] 長沼敬憲『腸脳力』

腸を元気にすることで体を元気にする、そしてそこから身体と心を変えていく。そのためのヒントがたくさん載っている。脳(観念・思考)の偏重で身体の声をキャッチしづらくなっている現代人。身体感覚を取り戻したい。(crossreview

2013年7月14日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第64話] 弱い奴がいたから逃げざるを得なかったの!

足引っ張りまくるくせにビッグマウスだけは変わらない昴。
池乃めだかのギャグをガチでやっちゃう昴については「再教育」の必要があります。
《あらすじ》 第64話 進め聖闘士!パラスベルダへの険しき道!
沙織の命を懸けた探索でパラスの居場所がわかった。ついに本拠地であるパラスベルダへと向かう光牙たち。途中、吊り橋を渡っていた光牙たちの前に三級パラサイトのキュレーネが現れる。橋を壊そうとするキュレーネだが、単独行動していた栄斗が姿を現して危機を救った。だが、無謀にも引き返した昴がキュレーネにより谷底へ突き落とされてしまう。谷底に向かった栄斗に助けられた昴だが、そこへキュレーネともう一つの影が襲ってきた!
公式サイトより)

2013年7月10日水曜日

[紹介] 三田紀房・関達也『銀のアンカー』(2巻)

就活を完全に「勝負」と捉え、相手の考え(求めているもの)を率直に読み、それに合致するものをアピールしろ!当たり前すぎて身もフタもないけど、率直にモノを見て素直に考えるのが一番難しいのも確かなんだよなぁ。(crossreview

2013年7月8日月曜日

[紹介] 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖3』

今回は突然消息を絶った母と栞子の関係性がテーマ。正直、オカンのやり口は来たないと思いますw 今回も古書交換会や、タイトルを聞けば「ああ、あれか!」とすぐわかるあの本の蘊蓄をうまくミステリに昇華している。(crossreview

2013年7月7日日曜日

[聖闘士星矢Ω・第63話] 命をかける前に電話をかけようよ…

聖闘士の世界には、戦略・戦術・諜報・組織運営という概念が絶望的なまでに欠落しています。
それを補う意味で、パライストラに軍学者の兵頭二十八さんを講師として招くことを提案したい!
《あらすじ》 第63話 星矢、出陣!アテナの決意!
命をかけてパライストラを守った玄武。その死は様々な影響をもたらした。玄武の意思を継いでパラサイトと戦う決意を新たにする光牙たち。だが、多くの聖闘士たちは意気消沈し、戦う気力を失っていた。その不安な心を聞き取ったハティは、この好機にパライストラを陥落させようとパラサイト兵を率いて進軍する。その圧倒的な物量の前にしても、ひるまず立ち向かう光牙たち。その戦いが始まろうとしたその時、黄金の光が飛来した!
公式サイトより)

2013年7月3日水曜日

[紹介] 三田紀房・関達也『銀のアンカー』(1巻)

『ドラゴン桜』の就活版。仕事に自己実現を重ねるな!というのは行き過ぎた自己実現思想へのアンチテーゼとしては認めるけど、そこまで割り切れないのも確か。街頭で鶴を折らせるのは何か自己啓発セミナーっぽい(笑)。(crossreview

2013年7月1日月曜日

[紹介] 三上延『ビブリア古書堂の事件手帖2』

今回も古書ネタを上手く使っている。足塚不二雄『UTOPIA』もだが、福田定一『名言随筆 サラリーマン』と聞いて思わずニヤリとしてした。ネタを知っていても、ミステリとして十分楽しませてもらった。オススメ。(crossreview