2012年3月31日土曜日

100字紹介・2012年3月分

crossreviewというサイトで、毎日一冊のペースで本を中心としたアイテムを100字で紹介しています。
今回は2012年3月分のまとめです。

2012年3月29日木曜日

[紹介] 香西秀信『論より詭弁』

香西秀信『論より詭弁』

のっけから議論のルールは弱者の甘えと一刀両断!論理的思考がいかに現実を前提としない空理空論に過ぎないかを、レトリックの観点から徹底的に分析。今まで論理的に正しいと思っていたことが音を立てて崩れます。(crossreview

2012年3月26日月曜日

[紹介] 西成活裕『思考体力を鍛える』

西成活裕『思考体力を鍛える』

著者の示す7つのツールって、ある意味「思考本」を読み漁った人なら当然の事しか書いてないようにも読めます。けど、モノを考えるときのツールってこれで必要十分。それがわかりやすくかつ要領よくまとまっています。(crossreview

2012年3月22日木曜日

[紹介] 竹内睦泰『超速!日本近現代史の流れ[増補改訂版]』

竹内睦泰『超速!最新日本近現代史の流れ』 

歴史の本って、教科書で読めるような話を読んでも仕方ない部分があります(←ヲイ)。その点、本書は日露戦争・2.26事件・東京裁判での石原莞爾の証言で竹内先生の語り爆発!もうそれが掛け値無く面白いんです!(crossreview

2012年3月19日月曜日

[紹介] 竹内睦泰『超速!日本史の流れ[増補改訂版]』

竹内睦泰『超速!最新日本史の流れ』

受験参考書なんですが、特徴としては「右寄り」って事になるんでしょうか。でも本書の魅力はそこじゃなく特定の分野でスイッチが入った竹内先生の語りです!最後のオマケ講義は立ち読みで良いから絶対読んで欲しい!(crossreview

2012年3月15日木曜日

[紹介] 山岸俊男・吉開範章『ネット評判社会』

山岸俊男・吉開範章『ネット評判社会』

山岸先生の安心社会と信頼社会についての論考と、ネット社会における評価・評判形成システムについての実験と考察が紹介されている。レビューについてのメタ視点の話を読んでいると、自然にメタ視点が身につきます!(crossreview

2012年3月12日月曜日

[紹介] 岡田斗司夫『評価経済社会』

岡田斗司夫『評価経済社会』

『ぼくたちの洗脳社会』の増補改訂版。旧版は僕のモノの見方に「引き返せない楔」を打ち込みました。15年前は予言の書みたいでしたが、今読んで周りを見渡すとあちこちに評価経済的な仕掛けがあるのに驚かされます。(crossreview